いつかの旅愁

Lonely Japonet

高尾山を登る ~1号路・表参道コース~

連日の猛暑が続く8月のあくる日、エアコン付けっぱなしでインドア専門になった身体を改善するために高尾山登山にやってきました。都心から中央線に乗り、途中の高尾駅で京王線に乗換えて登山口最寄りの高尾山口駅に到着。

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駅前広場に出ると目前には森が広がります。この新しめの高尾山口駅の駅舎は2015年にリニューアルされました。デザインは建築家の隈研吾氏で木材には杉が多く使われているそう。夏晴れで天気も上々。山頂から富士山が綺麗に見える事を期待していざ出発!

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歩いて5分程で高尾登山ケーブルカーの清滝駅に到着。平日だからか人が少ない…というか居ない!まぁ、この暑さですからね笑 ちなみに2人乗りエコーリフトの山麓駅もここから入ります。料金はケーブルカー、エコーリフトともに片道490円也。

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ストイックなわたくし(笑)はあえてケーブルカー、エコーリフトは利用せず徒歩で山頂を目指す事にしました。コースがいくつかありますが今回は1号路を歩きます。Y字に分岐するように右側に伸びているのが1号路入口です。

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山の中なので都心よりは涼しい…けど登っていると暑さで秒で汗ダラダラ状態に…笑 1号路については登山装備の必要性をあまり感じずスニーカーにジーンズで登っている方も沢山いました。かくいうわたくしも半袖半ズボンでしたがタオルと水は必須です!

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ミンミンと鳴く蝉の鳴声を聞きながら結構な急勾配を登っていきます。1号路は表参道コースといって写真のように舗装された道が続きます。ケーブルカーやリフトを利用すると麓から中腹まで続くこの急勾配をパスする事ができます。そこから先は薬王院やお店などが多数あり登山というよりかは街歩きチックな感じになるのでさほどキツくはありません。

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登り始めてから45分程で中腹にあるエコーリフトの山上駅に到着。登り坂の急勾配が予想外なキツさだった為、一瞬乗って帰ろうかと思いました笑

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ここからは平坦な道が続きます。こちらはさる園・野草園で猿の他にも高尾山に自生する季節の野草を鑑賞できます。HPにある歴代ボス猿の紹介ページが面白い笑

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樹齢約450年、八王子市天然記念物のたこ杉。根の部分が蛸の足に見えることに由来しているようです。元々は参拝者がご利益の為か根の部分を触っていたところに杉を保護するための柵を設置したそう。

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代わり…なのか定かではありませんが、現在ではこちらの開運・ひっぱり蛸の頭を道行く人は撫でていました。おかげ様でトゥルトゥルになってる気がしないでもない笑

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高尾山薬王院の入り口である浄心門。ここから先は薬王院の境内となっており1号路はこの敷地内を通っていく事になります。またこの浄心門の両脇が3号路と4号路の入口にもなっていて写真の門右側の階段を行くと4号路、門左側の小径を行くと3号路です。

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浄心門をくぐり先を行くと男坂と女坂の分岐があります。男坂を進むと108段の急な石段である百八段階段があります。

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百八段階段を上り終えた後は平坦な道を無心で歩く。

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男坂と女坂に分岐していた1号路はこの権現茶屋付近で合流します。休憩所になっていて外のベンチで団子などを食べながら休む事ができます。権現茶屋はごまだんごが有名ですがらーめんも人気です。未体験の冷やし天狗らーめんが気になりすぎましたが店内はまだオープン前だったので泣く泣く諦めスルー。

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権現茶屋のお向かいには仏舎利塔へと続く坂道があります。

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こちらは愛眼千手千眼像。

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手前が飯縄大権現像でその奥の白い建築物が仏舎利塔(沸舎利奉安塔)です。

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夏のお地蔵さん。こちらの赤い帽子を被ったお地蔵さん達の正体はというと…その昔に高僧が四国八十八ヵ所を巡礼した際にその土を持ち帰り高尾山の各々の場所に収めて建立したのがこのお地蔵さん達です。高尾山内八十八大師と呼ばれているそうな。

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しばらく歩くと薬王院の山門に到着。こちらの山門は四天王門とも呼ばれます。四天王は門の表側と裏側に配置されています。微妙にズレはあれどおおむね地蔵買うたで配置されていますです。

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左に小天狗、右に大天狗の銅像がお出迎え。他にも小銭を洗い清める八大龍王堂や手を充てると北島三郎の歌が流れだす歌碑など見所が盛りだくさんです。

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こちらは本堂です。薬王院の正式名称は高尾山薬王院有喜寺で744年に聖武天皇の勅令により僧の行基が開山したとされています。当初は薬師如来を祀っていましたが南北朝時代に京都から僧の俊源が入山したことで飯縄権現を祀るようになり、その後の戦国時代には小田原北条氏、江戸時代には徳川幕府の保護を受けるようになります。

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本堂の入口には仁王門があり裏側には厄除小天狗と開運大天狗が鎮座しています。こちらは小天狗で烏天狗とか青天狗とも呼ばれ口の部分がクチバシになっています。

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こちらは大天狗で鼻が長~くて天狗と言ったらこれこれっ!って姿をしています。小天狗も大天狗もどちらもかわいい感じに造られてますね!笑

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おみくじは100円也~。いつもと同じような内容が出ましたが最近はどこで引いても同じような内容が出続けているのでもう驚かなくなりました。。。

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本堂のすぐ近くでは御朱印やお守りを扱うお札授与所やお土産販売所があります。こちらは高尾山を登らないと入手できないという薬王院限定のかりんとうです。いろんな味があります。

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本堂を抜けると階段があり高尾山山頂へと続いています。案内板があるので安心です。

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山頂へ向かう途中には江戸時代に建立された奥之院不動堂があり現在は都の文化財に指定されています。薬王院は寺院だけどこの神社の鳥居の形をした建築は…と疑問に思いますよね。明治以前は神仏習合といって珍しくはなかったようです。明治維新で明治政府が樹立されると神道国教化による神仏分離令や廃仏毀釈により破壊などが行われたようですが今でも当時の面影を残すのがこの高尾山薬王院です。

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次回、高尾山を下る ~山頂と茶屋とケーブルカー~ はこちら

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